2月15日（水）に第20回会員例会を開催致しました。
講師は当賢人会議所の理事でもある、社会保険労務士の鶴屋力氏で「返さなくてもいい助成金の話」～2022年度法改正に伴う、活用できる助成金～というタイトルでお話しいただきました。
　助成金の財源は雇用保険で、雇用保険とは、労働者が失業した場合や、育児・介護を理由に休業した場合に手当てしてくれる制度であり、失業した場合や、子供が生まれたときに給付される援助金という意味合いがあります。
また雇用保険制度は、労働者に対する給付と、事業主に対する援助という二通り（雇用保険二事業）の制度で、その雇用保険二事業の基本は、①雇用安定事業と②能力開発事業であり、助成金の財源は、雇用保険料の「雇用保険二事業」という部分からなっていて、令和4年4月1日以降に、A.65歳以上への定年引上げ。B.定年の定めの廃止。C.希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入。のいずれかを実施した事業主に対しての助成金が支払われるというお話があり、皆さん興味深く聞いておられました。