代表者紹介

会長 松尾 新吾

松尾会長 ご挨拶

 この度、当会議所の会長に就任いたしました松尾新吾でございます。

 過日、小早川理事長をはじめ同志の方々がお見えになり、賢人会議所を作るので会長を引き受けてほしいとの話がありました。聞けば、この構想をされてから既に10数年が経過しているとのこと。超高齢化社会の到来は間近に迫っており、早や来年(平成27年)には、全人口の4分の1が65才以上の高齢者となり、労働力人口は減少していきます。これまで長年対策の必要性が叫ばれていながら、有効な対応がはかられているとは言い難い現状にあり、皆の知恵を絞って、地域社会の活力創出に向けて一歩踏み出すことが求められていると感じ、会長をお受けした次第です。

 私は当会議所で取り組みたいこととして、「社会制度の見直しと「高齢者自身が生きがい、やりがいの溢れる生活を送ることのできる基盤づくり」の二つを考えています。

 まず、社会制度の見直しについてですが、今後労働力人口が減少していく中、このマンパワーをどう補うかが各方面で議論されています。メンタル面、スキル面も申し分なく、長年の経験で組織へのロイヤリティも非常に高い方々が、定年制のせいで労働市場から退出を余儀なくされているのは「もったいない」の一言です。国も企業も高齢者の活用をより積極的に図るべきです。彼らはまさに即戦力であり、気力・体力・知力ともに充分な方々が社会を支える構図こそ将来のあるべき姿ではないでしょうか。

 一方、高齢者自身の生きがいについてですが、彼らが自立して社会を支えていくためには、生きがいややりがいを持ち、肉体的にも精神的にも健やかに生活していただく必要があります。当会議所では健康創り、生き甲斐創り、学びの場創り、社会環境創り、次世代創りなどテーマ別に部会を設置することとしています。部会を通して彼ら自身が考え、学び、行動し、次世代に伝えていくことで高齢者が社会に参画し活躍できる場を提供したいと考えています。

 少子化と超高齢化社会の到来。行政改革の遅れや、長らく続いた景気低迷、政治の迷走もあって、国家財政は逼迫、高齢者を取り巻く医療や社会保障も厳しさを増しています。このような我が国にあって、高齢者が社会から支えられる側から新たに社会を支える側に立ち、再び社会の担い手になろうという長寿社会をリードする新しい世代のリーダー組織として賢人会議所の果たす役割は大変大きいものと考えています。

 今回設立いたしました「九州賢人会議所」。まずは九州一円にご賛同いただく方々を募り、一日も早く地域社会の活力創出の一翼を担うことができればと念願いたしております。
皆様方の格別のご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

平成26年(2014年)10月
一般社団法人 九州賢人会議所

会長 松尾 新吾