賢人会議所とは

はじめに

ナースログ
森の中倒壊木のことをそう呼ぶ人たちがいます。
生まれ、生き、そしてひとつの寿命を終えて倒れた木。
しかし、老いた木はそれで役割を終えたのではありません。
倒壊木のまわりには適度な湿り気が宿り、
そこには小さな虫たちが集まる場となります。
それをついばみにやってきた鳥たちによって
草や木の種が地面に落とされ、
いつしか若い樹木として芽吹く時を迎える・・・・・・。
ナースログ―森を癒す木。
新しい生命を育む糧となることで、
自らの生きてきた証を
打ち立てようとする自然の姿。

社会のあらゆる分野で閉塞感が叫ばれる今日、
長寿社会における新(真)世代による社会参画の可能性を目指して設立される
賢人会議所。
その第一歩は、悠久の昔からいとなまれてきた自然の、
大いなる「役まわり」を織ることから始まり、そこへ還ります。

背景

今、新たな団体の創設へ

 今、日本は少子高齢化の時代を迎えています。
 平均寿命の伸長と出生率の低下により、2015年には全人口の約4分の1が65歳以上の高齢者となることが想定され、諸外国に例をみないテンポで超高齢化社会が到来しています。
 その様な状況の中、現在の高齢者対策は社会福祉の施策が中心となっており、8割以上の健康な高齢者に対する対応が遅れているのが現状です。
 また、行財政改革の遅れと長引く景気低迷により、国家財政が逼迫、年金・医療・介護といった社会保障制度の改善も急がれております。 
 高齢化社会の到来は、すなわち長寿社会における新しい世代の誕生を意味し、新しい世界、新しい時代の到来を告げ、高齢者に新たな役割が求められています。
 高齢者が今迄社会で生きてきた中で得られた、知識・経験・技能を次世代へ継承し、社会のエネルギーに変えると共に、混迷する日本の政治・経済・社会に良識ある高齢者の声を反映させる事が重要です。
 これから高齢者になる人たちは、今迄の高齢者とは全く違う時代を生きる「新」世代であり、長寿社会の新たな役割を担う世代として活躍する可能性に溢れています。
 勤務先の退職を人生の引退と考えていた高齢者が多いなか、新(真)世代を生きる高齢者は、生涯現役の意識をもつことで、「生きがい」「やりがい」が生まれ、社会的自立を図ることが出来ます。

 このような時代背景にあって、気力・知力に溢れた新(真)世代高齢者に社会は「賢人」としての行動を期待し、高齢者自身も「賢人」たらんとする思いを持ち続けられる「場」として、新たな団体の創設が求められています。

概念

概念の図

賢人会議所設立趣旨・由来

支えられる側から、支える側に

賢人会議所とは

 来るべき超高齢社会において、健全なる高齢者の自立を促し、これに賛同する新(真)世代の社会参画団体を組織し、健全な国家・社会の実現に貢献するとともに、自らの生活の質的向上を図ろうとするものである。

賢人会議所設立趣旨の図

名称の由来

 わが国の長寿社会における高齢者の役割は、永年の間家庭を支え、地域を支え、そして社会を支えてきた中に培われた知恵、知識、経験等を活かして、次世代を創るために提言・行動し、汗を流すことにある。
 人生における「経験」という資産を有する高齢者に社会は賢人としての行動を期待し、高齢者は自己が賢人たらんと研鑽していくことを誓い「賢人会議所」と称する。

憲章

―賢人「掟(おきて)」八則―「やせがまん」を通します/「ぶりっ子」に徹します/「おせっかい」に努めます/「ユーモア」を磨きます/「老婆心」を発揮します/「笑顔」で輝きます/ぐちをやめ潔く生きます/「ありがとう」を歌います